棟瓦の接合部分の施工です。
棟の段差が違う棟を接合する為に「そぎのし」といわれる三角の瓦を使用して綺麗な接合施工をしております。
棟瓦の接合部分の施工です。
棟の段差が違う棟を接合する為に「そぎのし」といわれる三角の瓦を使用して綺麗な接合施工をしております。
瓦屋が最初に屋根にする工程に「下地張り」があります。台風や竜巻など自然が相手の屋根工事は雨漏りとの戦いです。
暴風などで不規則な角度から降ってくる雨を瓦だけで防ぐのは不可能です。
ほとんどの雨は瓦で防水しますが、万が一瓦の隙間から雨が浸水しても大丈夫なように「下地」を張ります。写真は下地の隙間をコーキングで接着し補強しているところです。
写真の瓦は島根県の江津で生産されている「石州瓦」です。特徴としては高い焼成温度で固く焼き締められ寒い地方に強い瓦です。
降り棟を取付けるため瓦を高精度に組み合わせて施工しております。
写真の施工はのし瓦積みです、瓦を漆喰と緊結線で固定しているところです。
キレイに並んだ瓦、均等な緊結線施工です。
綺麗な施工は屋根も長持ちし見る人を魅了します。
パティオ(中庭)から青い空を眺めるととても気持ちがよくなりますね!
そのときにお施主様に気持ちのいい空を見て頂く為の技術が写真の袖瓦加工です。
一級技能士の職人が瓦をミリ単位で加工するのでとても仕上がりが綺麗な施工になります。